> なかにはどう考えても、 > くだらないと形容するしか他にないような講演もあった。 > ただし、こういう講演を馬鹿にして欠席したりするのは、 > あまりよくない。 > 講演者に対して失礼であることは世界共通である上、 > このようなくだらないと思われる講演が、 > ときには失われた自信を取り戻す契機に > なったりするのだから。 > 毎回毎回、すばらしい研究成果ばかりを聞かされたら、 > 瞬く間に自信喪失に陥ったうえ、 > 深刻なノイローゼになってしまうだろう。 藤原正彦「若き数学者のアメリカ」より |